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マタイとレビは同一人物?

  • 執筆者の写真: Katsumi Sunaga
    Katsumi Sunaga
  • 4月8日
  • 読了時間: 2分

質問:マタイとレビは同一人物ですか? もしそうならなぜ別の名前で書かれているのですか? [ルカ5:27]


福音書ではよくひとりの人が複数の名前で登場することがあります。混乱しますね。今回はそれについてひも解いてみましょう。


答え:はい、マタイとレビは同一人物です。


率直な答えを申し上げると、マタイとレビは同一人物だと思われます。


当時のイスラエルは、長い間にわたって多くの外国の統治下に置かれていたため、母言語であるヘブル語の他に、中東圏のアラム語、ヨーロッパ圏のギリシャ語、ラテン(ローマ)語が入り混じっていた多言語文化であったということが背景にあります。そのため、当時のユダヤ人は当たり前のように複数の名を持ち、それらを場所と機会によって使い分けていたという慣習があったのです。マタイは、ヘブル語では 「レビ」 という本名を持っていましたが、同時に 取税人としてローマ人と関わる身分においては 「マタイ」 という名を用いていたということでしょう。漁師シモンが、使徒としてはアラム語で岩を意味する 「ケファ」 と呼ばれ、新約聖書の中ではギリシャ語の 「ペテロ」 という名が用いられたのと同じです。同様に12弟子の一人の 「バルトロマイ」 は 「ナタナエル」 と同一人物だと思われます。


これについてもう一つおもしろいエピソードがあります。マルコ書とルカ書では、マタイは 「取税人レビ」 として紹介されていますが、マタイは本人が書いた福音書の中で、自分を 「マタイ」 と紹介しています。これは、取税人として座っていたのはレビだが、イエスに従うようになってから 「マタイ」 という名に変えられたという逸話です。「マタイ」 はヘブル語由来で 「神の贈り物」 という意味です。彼はこれ以降イエスから与えられた新しい身分、新しい名で自分を呼ぶようになったというものです。


あなたにもイエスから新しい名が与えられるとしたら、どんな名前がいいですか?

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