結婚についての教えを理解したいです。
- Katsumi Sunaga
- 4 日前
- 読了時間: 2分
質問: 結婚しないように生まれついた人、人から独身者にされた人、天国のために結婚しない人もいます。とありますがどんな人の事ですか。[マタイ19:11〜13]
答え:
当時のユダヤ文化は、旧約聖書による男性優位主義により、結婚関係において男性が非常に大きな力を持っていました。特に離婚については、パリサイ派などからの教えにより、「男性は好きな時に、好きな理由で、勝手に妻を離婚して手放すことができる」 という間違った教えを信じていました。イエスはそれを正し、結婚について、男性が好き勝手に振る舞うことはできないと教え、男性至上主義の価値観を責められました。それには弟子たちでさえ、「もし妻に対する夫の立場がそんなものなら、結婚しないほうがましです」と答えたほどです。それに対してイエスは、
1)結婚は神の定めであり、人が好き勝手に振る舞っていいものではない。
2)結婚しているか否かで、その人の価値を判断してはいけない。
3)結婚してもしないにしても、神のためにそれをしなさい。
と教えられているのです。この文脈の中でこれを理解すると、マタイ 19:11-13 の結婚をしない人々について、以下のような意味が見えてくると思います。
① 肉体的な制限によるもの
生まれつき、何かしらの肉体的な制限があるため、結婚することがない人たちがいました。しかしそれはその人の価値を決めるものではありません。
② 文化的な慣習によるもの
当時は奴隷制度があり、奴隷が結婚するかどうかは主人が決めることができました。また女王や王妃などに仕える 「宦官」 と呼ばれる人たちは、男性器を切り取られて不能とならされることもしばしばありました。このように他人から強要されて独身者にされることがありました。
③ 個人の霊的な決断によるもの
また、生涯を神に仕えるために捧げるため、あえて結婚をしないと決断する人たちもいます。バプテスマのヨハネ、使徒ヨハネ、パウロ、イエスご本人のような人々です。イエスはこれについて、「それができるものは受け入れなさい」 と言われましたが、結婚しないから偉くてすぐれている、結婚したから用いられないと言っているのではありません。ペテロは結婚していましたが、大きく用いられました。
どちらにしても、自分が結婚するか否かについて、神の介入を認め、その是も非も、神のためにそれをするべきであることを教えているものだと思います。

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